琵琶湖ホテル
アミューズメント館アーカス

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DATA


琵琶湖ホテル
(Biwako Hotel)

設計
 基本発想・デザイン監修者
    シーザー・ペリ&アソシエーツ
    (
Cesar Pelli)
設計・管理者
    竹中工務店
構造 RC造・S造
施工 竹中、銭高、京阪共同企業体
敷地面積 3万2033500m2
建築面積 2万991500m2
延べ面積 ホテル:3万3234.80500m2
       A-qus:2万6662.99500m2
発注者 京阪電気鉄道
所在地 滋賀県大津市浜町2
地域・地区 商業地域、琵琶湖景観形成地域、駐車場整備地区
       建蔽率80%
       容積率400%
施工期間 96年10月〜98年9月
    
総事業費 約200億円

最寄の地図
(琵琶湖ホテルホームページより)



見学日時:1998年9月ころからずっと(近所なもんで。)写真は99年9月ころ
ページ作成日:
1999年11月11日

最終更新日:1999年11月11日

ページの作成者:
T.Nakajima

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参考:日経アーキテクチュア(98年10月5日号)、新建築(98年10月号)

琵琶湖ホテル


写真1

 存在感。僕のこの建物に対する初めのイメージ。僕はこの建物のすぐそこに住んでいるので出来た時は圧迫されそうなイメージさえありました。湖の色をした外観はリゾートホテルとしてはいいですが正直なところ僕にとっては日常の風景に突如現れた大きな壁のようでした。僕のうちの屋上からは琵琶湖が見えましたが、まるで身近な琵琶湖が壁の向こう側の世界のものになってしまったような気分でした。
 近所の友達と「ヌリカベ」とか窓のかたちから「キジュー」と呼んだりすることさえもありましたが(まるで水木しげるマンガ扱い)、最近徐々に慣れてきて、むしろインテリアはいいと思います。
写真2(内側からの窓の写真。おそらく窓は船をイメージしたものでしょう。写真右側に客室が並ぶ。)

 


 湖岸から見たらこんな感じです。僕としてはこっちのほうが好き。道路側から見たのは異様なかんじですが、こちらは軽やかで風のようなイメージさえあります。なかなかオシャレ。上の写真のアングルとはまったく違った印象だとおもいます。
悪くないでしょ。

写真3



写真4
 基本的には琵琶湖ホテルを道路側から見た場合、共感できない僕ですが、なんとなくここ、好きです。


アトリウム部分。夜もなかなかイイ感じです。 写真5,6



写真7,8
 客室はすべて湖岸側についています。琵琶湖と湖岸とホテルの間にある公園を全室から見渡せるようになっています。琵琶湖はともかく、公園はここから見るとまるでこのホテルのためのもののようです。噴水は夜、さまざまな色にライトアップされ、けっこうきれいです。

アミューズメント館アーカス


写真9
                                     

写真10
 
おまけとして載せておきます。こちらアーカスのアトリウムでも月に一回ほどちょっとしたライブショーみたいなのをやっています。


 なんて言っていいのでしょう。勝手な憶測ですが、こんな色使いの建築は日本には少ないのではないでしょうか。この建物はいかにも外国人建築家ってかんじです(彼がどこまで指示したかは知りませんが)。同じくCesar Pelli (シーザー・ペリ)がデザインしたPacific Design Center (Stair Case)も、TF291さんによると「好みにより、好き嫌いが分かれる独特のケバイ色の原色の青や緑の外壁はいやでも我々の目に飛び込んで」くるそうですが、この琵琶湖ホテルも同様です。いちど見に行ってみてはどうでしょう?この色をどの様に評価なさるか、非常に興味があります。



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