正門から広場を通して資料館を見る

チョット見にくいかな?京都工芸繊維大学内にある、美術工芸資料館。Henri de Toulouse Lautrec(読み方アンリ ド トゥールーズ ロートレック 1864-1901)、Alfons Mucha(読み方アルフォンス ミュシャ 1860-1939)方面に力を入れています。

建物の設計は大学の助教授、船越輝由(読み方ふなこし てるよし)

西面のファサード

建物の周りは10mクラスの樹木が並んでいるので、夏場は木陰ができてなんともいい感じ。この3階の打放しのコンクリートがボコッと出てる部分。StaffOnlyだから入れないけど、明らかに比叡山を意識して造ってある。

玄関から東面を見る。比叡山がよく見える

左の画像が比叡山。資料館の玄関から撮った物だから、この3階から見た所がちょうどあのcantilever beam(読み方キャンチレバー:片持梁)の場所。

でも雨の日に、この部屋に行ったんだけどバケツが置いてあった。どうやら雨漏りするみたい。打放しコンクリートにcrack(読み方クラック:亀裂・ひび割れ)が出てくるのは当然のこと。もしかして、そこから水が漏れてくるのかな?

奇抜なカタチも、現実こうなってしまったらやっぱり×バツ。これって経験をつまないとわかんないよね。
建物の周りもコンクリートとレンガで統一してあるから、このエリア一帯だけ雰囲気がいいです。もう少し奥の方まで行くと、いかにも「学校」という校舎が建ってます。

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建物情報

建物画像
建物名
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
設計
船越輝由
所在地
京都府京都市左京区松ヶ崎御所海道町
地下鉄烏丸線「松ヶ崎」下車。京都工芸繊維大学の構内です。
用途
資料館
竣工
1981年(昭和56年)
延床面積
2296m2
関連サイト
京都工芸繊維大学美術工芸資料館

作成者 Mitsuo.K
個人サイト Mの憂鬱
作成日 1999年08月28日
更新日 2008年07月06日
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