ARCHITECTURAL MAP

Sanzen-in Temple
三千院

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三千院

所在地:京都府京都市左京区大原来迎院町540
用途:寺院
建立:1148年(久安4年)

最寄の地図

JR京都駅より
京都バス17、18「大原」下車
三条京阪より
京都バス16、17「大原」下車


Camera:
Nikon F60D 24mm
Film:
Kodak Ektachrome Professional E100S

作成日:
2000年08月12日

最終更新日:
ページは追記・修正があったときに随時更新しています。
2008年07月12日

作成者:
Mitsuo.K


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- 京都市内から滋賀県に行く道というのは、五条通と山中越と途中越しかなく行楽シーズンともなるともう大渋滞で、なるべくこういう時期は避けて通ってしまいます。大原は途中越の途中にありまして、平日ということもあり難なく辿り着くことができました。
大原は今回初めての散策。しっかり整備されていますね、土産物屋が。
大原に行ったらやっぱり「しば漬」ね。色の悪い奴のほうが美味しい。西利のような大御所漬物屋はきれいな色にするためにいろいろ入れてあるからイマイチよん。

山門には「三千院門跡」と書いてある。門跡とは「門の跡」ではなく、「(1)一門の教えを受け継ぐ寺 (2)皇子皇族が住職になった寺」という意味。三千院は(2)で、「宮門跡」のことです。
では境内図をご覧下さい。

案内図一番下の山門から入ります。一番奥は「あじさい苑」。紅葉の季節と紫陽花の咲く季節が三千院のオススメ時期かな。

受付を通って客殿へ。客殿は2方向に渡って見事な庭園。額縁庭園の作りなのですが、廊下になっているので、建物の奥の方から庭を眺める行為は困難です。したがって見学者がたたずむためには、の板張廊下の部分、濡縁(読み方ぬれえん)に座らなくてはいけません。鑑賞位置としては効果半減・・

宸殿(読み方しんでん)から往生極楽院を見る。苔がビッシリ!昼と夜の温度差がないと、ここまで見事に苔は生えません。とても手入れが行き届いています。お地蔵さんが苔に埋もれている場所がありました。画像ではちょっとわかりにくいですが、燈篭の左側に顔だけ見えています。よく見るとそこらじゅうに埋もれていました。

今度は往生極楽院を反対側から見てみる。きれいですねぇ〜。大原の地一帯は天台声明(読み方てんだいしょうみょう)という仏教音楽の修行の地として信仰を集めた場所だそうです。修行をするには、やはり視界に入ってくる美しさも影響されるのでしょうか?

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