「健康の森」水のゲート、風のゲート
Kenko no Mori:Water Gate,Wind Gate

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DATA

「健康の森」水のゲート.風のゲート

設計:竹山 聖/設計組織アモルフ
所在地:岡山県阿哲郡神郷町神代(水のゲート)
     岡山県阿哲郡阿哲町大野(風のゲート)
用途:モニュメント
竣工:1994年
延床面積:-

最寄の地図
中国縦貫道・新見ICから→R182号経由/約20分
・岡山方面から→R180号経由/石蟹駅から約15分
いずれも車で移動。


作成日:1999年 11月 26日
(写真撮影日:1996年 7月 20日)

最終更新日:1999年 11月 26日

作成者:masanori 


山の中の道をズンズン車で登ってい行くと、すっくとコンクリートの板が目に入ってきます。これが「健康の森」を出入りする門の役割を果たしている
「水のゲート」です。



ゲートというと、くぐり抜けて入るという門のイメージがあるけど、ここはゲートといってもくぐり抜けません。水の流れと重力を利用して創り出すモニュメントです。谷川の水を利用しH型鋼の水路を通して、約9mの高さから落下させています。



これが、道の反対側にあって、道しるべの役割をしてますね。



車で行ったものの、やはりこの水しぶきに触れてみたいという衝動が起きるんだね。ただ通過するだけの門とは違い、人間との触れ合いを誘うところがありましたね。この水、冬になると凍って氷柱(つらら)状態になるとおもしろいなー。実際のところどうなんだろ・・・?調べろぉ?はい、そのうちに。



ほら、近寄りたくなるでしょ?
ならない?・・・



んで、これがもう一方の
「風のゲート」です。なんか、ぱっと見た目、鳥のような印象だったなー。クチバシのような羽のようなイメージに感じました、私にはね。
(本当は船の帆の形から由来しているらしいぞよ)



これ、風に吹かれて動くそうです。このときは風が吹いていなかったので確認出来ませんでしたが。
どんなふうに、動くんでしょう。



ディテールです。動きを想像してみてね。



風を受ける三角の羽部分が紫色で、緑の森のなかで違和感無く存在してました。(由来はムラサキシキブの実の色のようである。)



陽が落ちてきたので帰るところ。やっぱり鳥(トリ)のイメージに思えてしまう。しかし、これも風という自然の力を利用して動くということで、きっとここを訪れる時々によって風見鶏のように、(あ、それで鳥かぁ・・。なんてね。)向きが変わるという変化があっていいかもしれません。


「水のゲート」「風のゲート」も共に自然を利用し、人の感覚と交流し合う、新しい門のあり方を提示しているのではないでしょうか?


以上!以上!



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