光の教会
 (春日丘教会/Church of the Light)

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DATA



光の教会(春日丘教会/Church of the Light)


建築設計
  安藤忠雄建築研究所
 (
Tadao ANDO)
構造設計
  アスコラル構造研究所

施工
 礼拝堂:竜己建設
 日曜学校:錢高組
敷地面積 838.60500m2
建築面積
 礼拝堂:113.04500m2
 日曜学校:116.80500m2
 牧師館:51.24500m2
延床面積
 礼拝堂:113.04500m2
 日曜学校:148.80500m2
 牧師館:73.60500m2
所在地
 大阪府
  茨木市春日丘4-3-50

用途
 教会、集合所
構造
 礼拝堂:
     鉄筋コンクリート
     ラーメン構造
 日曜学校:
     鉄筋コンクリート
工期
 礼拝堂:
     1988.5-89.4
 日曜学校:
     1998.5-99.2

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春日丘教会のHP
見学前には
絶対予約・確認を!

見学日時:1999.8.29.5:30頃
ページ作成日:
1999.9.4

最終更新日:2001.1.3

ページの作成者:
T.Nakajima

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この、正面。内側から外側を向いた時のほうがもちろん有名ですが、この、「刻まれた」って感じ、好きです。



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正面に見えている看板には「見学をするかたへ」と案内と注意が書いてありました。そこに書いているように、まずお祈りをしましょう。

 

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左に暗く写っているところには階段があります。


 


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こちらが日曜学校です。こちらは99年に出来ました。写真は載せていませんが、ロビー部分では見学者ノートがあって、そこには自分の名前や住所を書くようになってました。僕の行った時はノートの巻が変わったばっかりでしたが、それでも遠くから来ている人が多いのには驚きました。東京などからきているひとが多かったのはさすがと思いました。
日曜学校はまだ新築だったからでしょうか、木の匂いがしました。僕にはにおいも印象的でした。
木の色や明るさの違いからか、礼拝堂より日常的な雰囲気になってます。



   7.jpg

 


写真ではこの光の十字を見るまでの過程がなく残念です。設計図を見てお分かりのように、十字を見る方向の逆方向から入るようになっています。180度反転すればそこに十字に切り取られた光があるのです。この過程は安藤さんも計算なさっていたと思います。
ほんと、感動しました。光によって十字架が見えるっていうのではなく、十字に切り取られた光があるんですから。しかも、そんなに輝かしく光っているのではないんです。澄んだ空気がスリットからつきぬけて(すり抜けて)くるような感覚がし、しずかな感動を覚えました。

礼拝堂と日曜学校は似て非なる空間です。
礼拝堂では床が黒いのも光を際立たせるのに役立っています。







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(余談)
礼拝堂はもともとは予算不足で4〜5年がかりで屋根が出来る計画だったとの話を聞きます。はじめは壁で空が切り取られた屋外の礼拝堂をもイメージされていていました。4〜5年後に浄財が集まって屋根が載せられるというように、建築が徐々につくられていくプロセスもおもしろいと安藤さんはお考えだったようです。結局は建設会社や信者さんのおかげで完成と同時に屋根もつけられたのですが、その、壁が空を切り取るというアイディアがここに受け継がれているように僕は感じました。この写真は平面図にあります、ベンチからみた空です。

それにしても、コンセプト的に十字架のガラスについても無いほうがいいと言う話もあることですし、安藤さんの発想の大胆さには驚かされます。






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