最終更新日：2006年04月16日
作　成　日：1999年09月30日

設計：芦原義信
所在地：駒沢公園内
用途：体育館
竣工：1964
最寄り駅：駒沢大学
公式サイト
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この建物は、駒沢公園内にある体育館で構造的に見てみるとなかなか楽しい建物で、シェル構造（貝殻をいくつかあわせた構造）構造デザインという意味でも優れた建物。
建築家芦原義信の代表作に位置づけられます。
さて、この駒沢公園にある体育館もそうですが、この公園一帯が芦原氏の設計で、日本でも珍しい樹木のない公園になっています。これは、芦原氏がイタリアで見た石の公園が元になっているとのことなのです。「日本にだって石の公園があってもいいのでは？」ということで、長い階段やひろーい広場などもあり、よく撮影などに使われたりするそうです。
この建築ができた1964年というのは、丹下健三を中心とした都市的な考え方がはやった時代で、さらにぱっと見としてもコンクリートの重々しい雰囲気というのが1960年代の代表的なスタイルだったのでしょう。