テピア

 

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最終更新日:2000年11月17日
作 成 日:1999年09月30日


DATA

 

設計者:槙総合計画事務所
所在地:
港区北青山2-8-44
用途:
展示施設・多目的ホール・スポーツ施設
竣工:1989
最寄り駅:外苑前
tel:03-5494-6111
公式Webサイト:
http://www.tepia.jp/
周辺地図


作成者:H.Tanaka

東京では槙文彦の作品が多いが、このテピアもその傑作の一つと言ってもいいだろう。
しかし、私も最近知ったというかなり情けない状態で「えっ、こんなとこにもあったの?」というくらいに大学の近くに位置している。
このテピアは、中にはいることができるし周辺にも有名な建築があるので、一度は足を向けていただきたい。

歩道と面しているところはけっこう人通りが多く、歩行者は、エントランスホールをのぞいきながら道を歩いたりする。
向かえ側には高校があるのですが、そのグランドからの砂が風が強い日などはまってしまい、下の水を張ったところに砂がたまるそうで、毎日、掃除が必要とのこと。
となりの砂が飛んでくるということは予想も出来なかったでしょうね。

上の写真の階段部分を撮ったのが右の写真。
階段の下には水が張ってあり、なかなか気持ちのいい感じで、この階段の右にある小さな広場で昼食のお弁当などを食べている人も見受けられた。

内部の写真を撮影していたら、写真のはじに見える、インフォメーションデスクのお姉さんが「すいません、写真を撮影される場合は申請書を書いてください。」と言われ、名前、住所、撮影の目的やその写真を何に使うかなどを書かされて、勉強のためと思わず書いてしまった。ちなみに左の写真はエントランスホール。光のはいりかたがダイナミックで気持ちがいいですよ。

代官山のヒルサイドテラスにも見られる家具デザイナー(名前は知りませんが)の作品で、かなり有名。
 ガラスを使った、インフォメーションデスク(受け付け)のテーブルです。
 上の写真を見ても、建物との調和(奥のガラスブロックなどと)が非常に綺麗ですね。

裏口からはいると、左のブロックタイルのエントランスホールに出会います。
陰になっているのはおそらく通りの樹木だと思いますが、この空間はさっきのエントランスホールとは切り放されていて、、

エントランスホール。奥が展示スペースとなっており、上部にはブリッジが展示スペースを空間の境を付けているようにも見受けられます。
わざわざ、右の階段から二階に上げてブリッジで奥に入れるという方法。これは通り側に階段室を置くことによって、リズムを出しているのかな?

エントランスホールから通り側を見た写真。
真ん中に見えるのが入り口。
この立ち位置は、休憩所的なくつろげるところでなかなか気持ちがいいですよ。

右の写真が階段室です。
ヒルサイドテラスでも見たような階段です。
右側には、上でも書きましたが通りが丸見え。

階段室からエントランスホール側を見た写真。
なかなか光の入り具合がいいですよね。

二階のブリッジから見たエントランスホール。
先ほどくつろげる休憩所が左下です。裏口というか駐車場からのエントランスがこの写真の正面です。このブロックタイルに囲まれたところは以外と閉鎖的。

やはりブリッジから見た通り。
結構、人通りが多いでしょ!
この景色が気持ちいい!ここにも休憩所が欲しいくらいですわ。

右の写真の右側に見えるのがブリッジ。
結構暗い部分と光のはいる部分のコントラストがいい感じで、奥まで歩くと最初の階段に出ます。

最後に階段室の写真ですが、この階段の壁の部分をまーるくあけているんですよ。これは、階段室の閉鎖性を緩和させるために考えられたデザインなんだそうです。なるほど、いつも体験する階段室とはまったく雰囲気が異なります。

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文責・写真:H.Tanaka


 

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