国立能楽堂

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最終更新日:2009年05月09日
作 成 日:2000年07月23日



DATA

設計者:大江宏
用途:劇場・展示施設・研修所
竣工:1983年8月
所在地:渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
延床面積:10,249平米
周辺地図


作成者:H.Tanaka
文責・写真:H.Tanaka

東京都インデックス

千駄ヶ谷駅から徒歩5分の場所にあるこの国立能楽堂は、大江宏の代表作でもあります。
現代の技術を使い、能楽堂という日本的なものを表現すべく柿葺風の屋根を金屬で表現してます。

そしてそれぞれ別の屋根が重なり合って見えるものはなかなかで日本の伝統的なものが彷彿させられます。

大江宏の父である大江新太郎から日本の伝統芸能、社寺仏閣に関する建築家として有名であり、大江宏も小さい頃から能などを見に父、大江新太郎と行ったと言われています。

さらに、大江宏には法政大学などの代表作がありますが、法政大学ではモダニズムの建築を設計。しかし、その後は日本の伝統的な建築に戻っています。丹下健三と同級であったことから、良く比較される大江でありますが、スタートは似ていても最終的に行き着いた所は全く別のスタイルだったと言えるでしょう。

向かえ側には山本理顕設計のハムレットがあります。

鈴木博之のもっとも好きな建築家はこの『大江宏』であるそうです。

現在は大江建築アトリエとし、大江宏の後のスタイルを継承しながら活動しているとのこと。

 

 

 

 

 


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