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1999/07/18 Last renewal 2001/08/01
 葵祭・時代祭とともに京都三大祭の一つとされ、国の指定無形民俗文化財にもなっていものです。八坂神社の神事で正しくは祇園御霊会といいい、貞観11年(869)に悪病が流行したとき、祇園の社に紀る素箋鳴尊(すさのうのみこと)のたたりとされ、当時の国の数、66本の鉾を立てて神泉苑に送り、悪病退散を願ったのが始まりといいます。 7月1日の「吉符入り」を皮切りに29日まで数々の催し物が行なわれるのですが、中でも12日から16日の宵山と17日の山鉾巡行が最も知られている行事でしょう。宵山は夕刻から各町で行なわれ、飾写つけの終わったた山や鉾の上で、氏子だちが笛・太鼓・鉦で、「コンコンチキチン、コンチキチン」と祇園ばやしを奏し、家々でば秘蔵の屏風や家宝を玄間先に並ぺて祭の雰囲気を盛り上げます。山鉾巡行には、23基の山と9基の鉾が、祇園ばやしを奏でながら市中を巡り、長刀鉾を先頼に午前9時に四条鳥丸を出発し、最後の山は先頭から約3時間程後に出発します。四条河原町・河原町御池・新町御池と巡行し、その中でも四条河原町と河原町御池の交差点では、鉾の方向転換する辻回しが最大の見せ場に!鉾と山はいずれも江戸持代に造られたもの(菊水鉾のみ昭和に再興)で、国指定の重要有形民俗文化財。その装飾品には重要文化財に指定されているものも多い。鉾は釘や金物の止め具と全く使用していないうえに、20m以上もの真木を備えています。そのために巡行中は鉾先が左右に大きく振れることになるのですが、それによって鉾は転倒したりしません。これは、止め具を全く使用していない本体がしなることで、長い真木の揺れを吸収し、横荷重を分散させているかららしく、極めて優れた構造を持ったものといえます。これは日本建築の三重塔や五重塔にも見られる構造でもあります。


祇園祭 山鉾巡行 Gion Festival
指定無形民俗文化財
祇園祭の期間 7月1日〜29日で山鉾巡行は17日に行われ、23基の山と9基の鉾が巡行する
 
MAP
巡路 四条鳥丸→四条河原町→河原町御池→新町御池

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