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1999/11/04 Last renewal 2001/08/01
 明治27〜29年(1894〜96)に山形有朋が京都に造営(工事は日清戦争の勃発により一時中断されていた時期もあった)した別荘。大半を占める庭園は、有朋が自ら設計・監督を行ったもので、造園家 小川治兵衛が作庭した。緩やかな芝生の傾斜地に、東山を借景とし、疎水の水を取り入れ、三段の滝と池を配し、遣水(外から引き入れて庭園内に作った流れ)がゆったりと流れる池泉回遊式庭園となっている。敷地内の建物は、木造2建立の母屋と、レンガ作2階建の洋館、薮ノ内流燕庵を模して作られた茶室の3棟。
薮ノ内燕庵と古田織部 洋館は明治31年の建立で、明治36年4月21日にはここで日露開戦直前の外交方針を決める「無隣庵会議」が開かれた。この時、元老・山形有朋、政友会総裁・伊藤博文、総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎の4人によって行われた。現在でもここには当時の家具が残され展示されている。有朋の死後(大正11年没)、無隣庵は昭和16年に京都市に寄贈され、昭和26年に庭園が国の名勝に指定された。洋館の2階に家具が展示され、そこには江戸時代初期の狩野派の障壁画による部屋があり、1階は造園家 小川治兵衛について作品等のパネルの展示がされています。母屋の1階で抹茶も頂けます。確か500円でした。ここからの眺めはすばらしいです!京都で神社仏閣の庭園は多いのですが、ここは別荘なのでまた趣が違うところがあり、本当に落ち着くところです。庭園の園路に従って奥の滝まで行く間には、回遊式庭園ならではの変化のある景を楽しむことができます。敷地が奥へゆくほど狭くなっているために、建物からは奥行きが深く感じられ、逆に滝口から建物を見ると広がりを感じます。そして、その道中に木漏れ日が流れや池かに反射して豊かな空間を作り上げていました。


無隣庵 Muri-an
旧山形有朋の別荘
小川治兵衛が作庭による池泉回遊式庭園
開園時間:午前9時〜午後4時半まで 休園日:12月29日〜1月3日まで 入園料:300円
 
MAP
所在地 京都市左京区草川町

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